わたしの母の実家は愛知県鳳来町(現在の新城市)。
著名人や写真家が愛した、今でも日本の原風景が残っているような土地です。
映画「もののけ姫」の効果音採取もこの土地です。
利修仙人※の伝説が残る「鳳来寺山」や修験者が行をした山々に囲まれています。
(※http://www2q.biglobe.ne.jp/~kamada/yomoyamabanasi/00268rishusennin.htm)
私が3歳のころ、母の実家に宿泊したときに高熱を出してしまいました。
この時に祖母(母の母)が黄色い花が咲いている毒草を集めてきて、新聞紙に挟み私の寝る布団の下に敷きました。
翌朝、私の熱はすっきりと下がりました。
当時、私はよく高熱を出していたのですが、その時はあまりにもすぐに楽になったので感心してよく覚えていました。
最近になってこの時の経験が気になり母に聞いてみたところ、金平糖のような実がつくので祖母が「コンペイトウ」と呼んでいた。との事。
(ああ、そうだった。その響き、甘い名前の毒草、、、)
懐かしさがこみ上げてきました。
引き続きしらべると、おそらく「キツネノボタン」という植物であることが分かりました。
画像はこちらより転載→ キツネノボタン - Wikipedia
※毒草なので食べてはダメですよ!!
新聞紙に挟まれて布団の下なのに、、、どうやって作用するのでしょう!?
植物ってとっても不思議ですね!!
そしてさらに昔、祖母は(茄子と方位?を使った)もっと不思議な秘術を母に施しています。
機会があれば、そちらもご紹介ししたいと思います。
それにしても、昔の日本人は植物の不思議な働きをよく知っていて、つい最近もこんな形で活用されていたのですね。
ちなみに、その母の実家近くに生薬を売っているという薬局があります。
知人の話では「魔法の薬」レベルで傷に効く膏薬が買えるとの事です。
前から気になっていたので行ってみようと思います。
2020.5.30追記
その膏薬、買ってきました!
新城市の生田薬局で販売している「生田膏」で、
効能は
水虫、痔、やけど、しもやけ、あかぎれ、切り傷、化膿症、床ずれ
調べてみると、「中黄膏」(ちゅうおうこう)という植物だけで作った漢方薬のようです。
対応をしてくださった店の奥様は、祖母や祖父のことを覚えているそうです。
母も「生田膏」のことは知っていました。
健康を維持するためには西洋医学的なアプローチも大切だと思います。
しかし、「人から人へ伝えられてきた自然の力を活用する方法」を忘れないように生きていきたい、そんなことをあらためて感じました。
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